2016年11月23日

「First Love」宇多田ヒカル

普段はあまりテレビは観なくて、ラジオが多いです。
昨晩もラジオを聴いていたら、懐かしい宇多田ヒカルの曲が流れてきました。



さすが米国育ち、英語がきれい。
久しぶりに聞きましたが、いい曲ですねー。
冒頭の「最後のキスはタバコのflavorがした」が最高にカッコイイ。この曲がリリースされたのが1999年ですから、宇多田ヒカルは15-16歳でしょうか。ちょっと背伸びした大人の恋を匂わせるフレーズ、それを出だしにぶち込んでくるそのセンスに痺れます。

英語の歌詞の部分を、今回ピンクの字で訳しています。
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「First Love」宇多田ヒカル

最後のキスはタバコの flavor がした
flavor = 味、風味
(一般的な舌で感じる『味』は ”taste” 。”flavor” はその物特有の、という意味が強い)


ニガくてせつない香り

明日の今頃には
あなたはどこにいるんだろう
誰を思ってるんだろう

You are always gonna be my love
いつまでも、あなたは私の恋人
(gonna = 『〜になる』going to be の略。+always で『〜でい続ける』
 my love = 『私の愛(の対象の人)』)


いつか誰かとまた恋に落ちても

I'll remember to love
私は愛することを覚えているでしょう


You taught me how
あなたが教えてくれたから


You are always gonna be the one
いつまでも、あなたは(私の)その人でい続ける


今はまだ悲しい love song
新しい歌 歌えるまで

立ち止まる時間が動き出そうとしてる
忘れたくないことばかり wou

明日の今頃には 私はきっと泣いている
あなたを思ってるんだろう yeah yeah yeah

You will always be inside my heart
いつまでも、あなたは私の心の中にいる


いつもあなただけの場所があるから

I hope that I have a place in your heart too
あなたの心の中にも、私の場所があるといいな


Now and forever you are still the one
今もこれからもずっと あなたはその人であり続ける(=あなたしかいない)


今はまだ悲しい love song
新しい歌 歌えるまで

You are always gonna be my love
いつか誰かとまた恋に落ちても
I'll remember to love
You taught me how
You are always gonna be the one
まだ悲しい love song

Now and forever・・・
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タグ:女性 失恋
posted by よーがく at 09:36 | Comment(0) | 邦楽歌詞の英語部分和訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

「Get Back」The Beatles

久しぶりのビートルズです。



タイトルは「Get Back」=「戻ってこいよ」。
この時期のビートルズは険悪な空気で、危機を迎えていたらしいです。
「Jo Jo」はジョン・レノンの事で、オノ・ヨーコを優先する彼にポールが「戻ってこいよ」と呼びかけているという説が強いです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲット・バック
詳しくはWikipediaが詳しいので、気になる方はぜひ。

ちなみに漫画の話になりますが、ジョジョの奇妙な冒険で、ジョセフ・ジョースターがイヤホンで聴いているのもこの曲。
2部最終回、3部最終回でカセットをウォークマンに入れるシーンが描かれてます。

2部最終回:コミックス版では削られていますが、ジャンプ掲載時には「ビートルズの”ゲット・バック”でも聴くか」のセリフが。
3部最終回:カセットのラベルに「THE BEATLES "GET BACK"」

「Get Back JoJo」の歌詞の通り、4部もジョセフ・ジョースターは登場します。荒木先生の演出がニクイですねー。
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「Get Back」The Beatles

Jo Jo was a man who thought he was a loner
ジョジョは自分のことを一匹狼だと思っていた男だった

But he knew it couldn't last
だけど彼は知っていた そんなのは続かないって

Jo Jo left his home in Tucson, Arizona
ジョジョはアリゾナ州ツーソンの彼の家を離れて

For some California grass
カリフォルニアの緑なんかに行ってしまった

Get back, get back
戻ってこいよ、戻ってこいよ

Get back to where you once belonged
お前がかつていたところに
(belong = 所属する、あるべきところにある、ふさわしい。once belonged で『もといた故郷』とも訳せる)

Get back, get back
Get back to where you once belonged
戻ってこいよ、戻ってこいよ
お前がかつていたところに

Get back Jo Jo
戻ってこいよジョジョ

Go home
家に帰ろう

Get back, get back
Get back to where you once belonged
Get back, get back
Back to where you once belonged
Get back, Jo

Sweet Loretta Martin thought she was a woman
かわいいロレッタ・マーチンは自分は女だと思っていたけど

But she was another man
だけど彼女は男だった
(彼女も男の内の一人だった)

All the girls around her say she's got it coming
彼女の周りの女の子は皆 彼女はモノにできてるって言うんだけど

But she gets it while she can
だけどモノにできるのも 彼女ができる間だけ
(だけど彼女が女のふりをできるのも若い内だけだ)

Oh, get back, get back
Get back to where you once belonged
Get back, get back
Get back to where you once belonged
Get back, Loretta

Go home
Oh, get back, get back
Get back to where you once belonged
Get back, get back
Get back to where you once belonged

Get back
Woo...
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posted by よーがく at 23:35 | Comment(0) | The Beatles | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月20日

「Skinny Love」Birdy (Bon Iver)

「Skinny Love」Birdy (オリジナル:Bon Iver)



なんて美しい声なんだ・・・!衝撃的でした。いっぺんに好きになりました。
透きとおるような声に乗せて繰り返される「skinny love」というフレーズ。切ない!
オリジナルはBon Iverというアメリカの男性歌手。原曲はフォーク調でしゃがれたいい声で、語るように歌われています。私は初めに聞いたのがBirdy版ということもあって、カバーの方が好きです。

ふわっと雰囲気に浸りながら聞く分には素敵な曲なのですが、歌詞は超難解
タイトルの「Skinny Love」からして分かりづらいかと思います。
Skinny = 痩せ細った、ガリガリの の意味で、不健康そうな、健全な恋ではなさそうな雰囲気が。
作詞のBon Iverのインタビューがあったので引用しますと、

" 〜you're in a relationship because you need help, but that's not necessarily why you should be in a relationship. And that's skinny. It doesn't have weight. Skinny love doesn't have a chance because it's not nourished."


http://pitchfork.com/features/interview/7989-bon-iver/


「助けが欲しくて(恋人の)関係にあるんだけど、でもそういうのって必ずしもその関係にならなくちゃいけないわけじゃないよね。それが「skinny」なんだ。重みがないんだよ。栄養が与えられてないから、skinny loveにはチャンスがないんだ。」
と Bon Iver は言っています。

よくない恋愛関係、ということですね。依存している・・・みたいな。確かに健康な恋愛とは言い難いかもしれません。
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「Skinny Love」Birdy (Bon Iver)

Come on skinny love just last the year
さあ痩せ細った恋よ ただ今年1年もっておくれ
(come on は呼びかけ。さあ(急ごう、おいで、来いよ)の意味)
(動詞の last = もたせる、耐えるの意味 )

Pour a little salt we were never here
塩を少し注ごう 僕らはここにいたことなんて無かった

My, my, my, my, my, my, my, my
ああ、ああ、ああ、ああ
(『私の』ではなく、感嘆詞で使われてます)

Staring at the sink of blood and crushed veneer
血とひしゃげた化粧板でできた流し台を見つめている
*1

I tell my love to wreck it all
僕は恋人に全て壊してと伝える

Cut out all the ropes and let me fall
ロープを全て切って 僕を落としてくれ

My, my, my, my, my, my, my, my
ああ、ああ、ああ、ああ

Right in the moment this order's tall
今の時点では この注文は厳しいみたいだね
(tall order = 無茶な注文。order's tall = order is tall の略)

I told you to be patient
君には辛抱強くいようと言ったね

I told you to be fine
君には楽しくいようって言ったね

I told you to be balanced
君には安定していようねって言ったね
(安定した気持ちで、もしくは安定した関係でいようという意味かと)

I told you to be kind
君には優しくいようねって言ったね

In the morning I'll be with you
朝は君と一緒にいよう

But it will be a different "kind"
だけど違う「優しさ」になるのだろうね

I'll be holding all the tickets
チケットを全部持っているのは僕で

And you'll be owning all the fines
そして君が全ての罰金を負うのだろうね
(ここでは fine は名詞で使われていて、罰金の意味になります)

Come on skinny love what happened here
ねえ痩せ細った恋よ ここで何が起こったのかな

Suckle on the hope in light brassiere
薄いブラジャーの中で 希望を胸に乳を吸うよ
(suckle = 乳を吸う、授乳する。自動詞、他動詞両方で使いますが、
作詞者が男性なので、『乳を吸う方』か)

My, my, my, my, my, my, my, my
ああ、ああ、ああ、ああ

Sullen load is full; so slow on the split
陰気な心労でいっぱいなのに、別れにこんなにも時間がかかっている
(load = 積荷、荷物、負荷の意味。実際の荷物だけじゃなく、心の重荷、の意味でも使えます)
*2

I told you to be patient
I told you to be fine
I told you to be balanced
I told you to be kind
君には辛抱強くいようと言ったね
君には楽しくいようって言ったね
君には安定していようねって言ったね
君には優しくいようねって言ったね

Now all your love is wasted?
今君の愛は全部無駄だったのかな?

Then who the hell was I?
じゃあ一体僕は誰だったんだ?

Now I'm breaking at the britches
今僕は半ズボンで壊れていく
*3

And at the end of all your lines
そして君との全ての繋がりの末端にいるんだ

Who will love you?
誰が君を愛してくれるのかな?

Who will fight?
誰が戦うのかな?

Who will fall far behind?
誰がはるか後ろで倒れるのかな?

Ooh, ooh
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****もっと!英語解説****
とにかく難しい歌詞でしたね。他の和訳サイトも拝見しましたが、結構意見が分かれています。

*1
Staring at the sink of blood and crushed veneer

staring = 見つめている
blood = 血
sink = (台所の)流し台、洗面台、掃き溜め、下水だめ
crushed = 押しつぶされた、ぐちゃぐちゃになった
veneer = 張り板、化粧張り(ベニヤ板の上に貼ってある上質な薄い板)、合板。転じて、虚飾、見せかけ。
「ベニヤ板」ではありません。日本語で言うベニヤ板は「plywood」。

この文ですが、
@「血と潰れた合板でできた洗面台を見つめている」もしくは
「血でいっぱいの洗面台と、潰れた合板を見つめている」のどちらでも取れます。
うーん...前者は意味不明感が強いですね。不穏なイメージは伝わってくるのですが。
後者の「血でいっぱいの洗面台」はもはやホラー。

Aまた「sink」は「掃き溜め」の意味も持つので、
「血と、めためたに潰された張り板の、掃き溜めを見つめている」とも訳せます。
こちらだと、「張り板」は僕と恋人の上っ面で薄っぺらい仮面?関係?を表しているとも解釈できます。そして今はそれが剥がれてしまったと想像できます。

*2
Sullen load is full ; so slow on the split.


Sullen = 陰鬱、陰気な、不機嫌な
load = 積荷、重荷、(心の)負荷 *「道」と訳しているサイトがありましたが、「Road」と間違えていますね
split = 分裂、別れ。ここでは2人の別れを意味しているかと

文の真ん中にちょこんと据えられている、セミコロン「;」の意味についてです。
セミコロンには、順接・逆接の2つの使い方があるんですね。

前半:Sullen load is full 心は陰鬱な重荷でいっぱいなのに(意訳してます)
後半:so slow on the split 別れるのはこんなにもゆっくりだ

ここでは逆接の意味で使われています。

*3
Now I'm breaking at the britches


break = 壊す
britches = (米国口語)半ズボン

半ズボン・・・?申し訳ないですが、全く意味が分かりませんでした。
英語の質問サイトでも意味が通らないので、「britches」ではなくて「bridges」の間違いではないか?と投稿があったほどです。
http://forum.wordreference.com/threads/now-im-breaking-at-the-britches.1095826/
確かに「bridge」=「橋」だと、「彼と恋人の間を繋ぐ『橋』」と解釈できるので、イメージしやすくなりますね。
ですが、原曲を聴き直しましたが「britches」と言っているように私には聞こえました。うーん。

「いやこれは『俺は半ズボンを破壊している』つまり興奮しすぎて彼のアレが爆発して」という説も見かけましたが、「いやそれはさすがに無いわ」と一蹴されてました。

ここは本当に分からなかったので、意見ある方是非コメント投稿お願いします。力不足ですみません。

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posted by よーがく at 12:52 | Comment(0) | Birds | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする