2016年04月16日

「Somebody That I Used To Know」Gotye

10月にThe Vamps の「Somebody To You」の記事を書きました。

http://english555fun.seesaa.net/article/428692479.html

ここでの「Somebody」は「特別な人」の意味で使われていて、「Somebody to you 」で「君にとって特別な男になりたいんだ!」とアツく歌ってましたが、今回の「Somebody」はまた違う意味です。




今回の「Somebody」は「誰か」の意で使われています。
「Somebody that I used to know」
「僕が昔知っていた 知らない誰か」
つ、つらい!別れの歌です。
静かな曲調の中で、もう絶望的な2人のすれ違いが描かれています。

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「Somebody That I Used To Know」Gotye

[Gotye:](男性側)
Now and then I think of when we were together
僕らが一緒だった時のことを 時々想うんだ

Like when you said you felt so happy you could die
死んじゃうくらい幸せだって 君が言った時のこととか *1

Told myself that you were right for me
君は僕に合ってるって 自分に言い聞かせたこととか

But felt so lonely in your company
でも君と一緒にいても すごく寂しい気持ちだったんだ
(company = 会社...では無くてここでは交際、付き合いの意味です)

But that was love and it's an ache I still remember
だけどあれは愛だったね 痛くて まだ覚えているよ

You can get addicted to a certain kind of sadness
君という人は ある種の悲しみに 中毒になることができるんだね

Like resignation to the end, always the end
自分から終わりだって諦めるみたいにさ いつも終わりなんだ
"You"が省略されていると考えて『君は自分から終わりだって諦めるのが好きだね』と解釈するのもアリだと思います

So when we found that we could not make sense
だから僕らはもう駄目だって お互い分かったとき
(don’t make sense = 意味を成さない、意味が分からない。絶望的に合わないことがよく出てますね)

Well you said that we would still be friends
ねえ君は言ったよね これからも友達ではいましょうね、って

But I'll admit that I was glad that it was over
だけど認めよう 僕は終わったことにほっとしたんだ

But you didn't have to cut me off
でも僕を切り捨てなくても良かったんじゃないかな
(cut off はかなりキツイ言い方です。バッサリという感じ)

Make out like it never happened and that we were nothing
そんなことは一切起こらなかったって 僕らは何でも無かったって

And I don't even need your love
僕は君の愛なんて必要じゃないなんて

But you treat me like a stranger and that feels so rough
だけど君は僕を他人みたいに扱うね すごくざらつくんだ

No you didn't have to stoop so low
駄目だよ そんなさもしいことしなくてよかったじゃないか
(stoop = 屈む、で stoop so low で『さもしいことをする』の意になります)

Have your friends collect your records and then change your number
君の友達に自分のレコードを取りに来させたり 電話番号を変えたり

I guess that I don't need that though
僕はそんなのいらないんだけどな

Now you're just somebody that I used to know
もう君は 僕が昔知っていた 知らない誰かになってしまったね

Now you're just somebody that I used to know
Now you're just somebody that I used to know
もう君は 僕が昔知っていた 知らない誰かになってしまったね
もう君は 僕が昔知っていた 知らない誰かになってしまったね

[Kimbra:](女性側)

Now and then I think of all the times you screwed me over
時々考えるの あなたが私を傷つけた時のことを
(screw over = イヤな思いをさせる、騙す。こーゆー言葉を選ぶってことは、相手が100%悪いって思ってますね)

But had me believing it was always something that I'd done
だけどそれは いつも私が何かしてしまったからだって 信じてたんだけど

But I don't wanna live that way
でもそういう生き方をしたくないの

Reading into every word you say
あなたの言葉の1つ1つから意味を読み取るようなことはね

You said that you could let it go
あなたは言ったわ (私を)手放せるって

And I wouldn't catch you hung up on somebody that you used to know
だから 私があなたを掴むことはもう無いわ 昔知っていた誰かに捕らわれている、あなたなんかね

[Gotye:]
But you didn't have to cut me off
Make out like it never happened and that we were nothing
And I don't even need your love
But you treat me like a stranger and that feels so rough
No you didn't have to stoop so low
Have your friends collect your records and then change your number
I guess that I don't need that though
Now you're just somebody that I used to know

でも僕を切り捨てなくても良かったんじゃないかな
そんなことは一切起こらなかったって 僕らは何でも無かったって
僕は君の愛なんて必要じゃないなんて
だけど君は僕を他人みたいに扱うね すごく居心地が悪いよ
君の友達に自分のレコードを取りに来させたり 電話番号を変えたり
僕はそんなのいらないんだけどな
もう君は 僕が昔知っていた 知らない誰かになってしまったね
もう君は 僕が昔知っていた 知らない誰かになってしまったね
もう君は 僕が昔知っていた 知らない誰かになってしまったね


[x2]
Somebody
(I used to know)
Somebody
(Now you're just somebody that I used to know)

(I used to know)
(That I used to know)
(I used to know)
Somebody

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***もっと!英語表現***
*1 Like


Like when you said you felt so happy you could die

Like = 「好き」「〜に似ている」「〜のような」 という意味がありますね。

例文:
John likes Kumiko. ジョンは久美子が好きだ
Rumiko is beautiful like Sasaki Nozomi. 久美子は佐々木希のように美しい。
John speaks like Akashiya Sanma. ジョンは明石家さんまのように喋る。

では文頭にある「Like」は?
それに今回は上記のどの意味にも当てはめるのが難しそうです。

日本でも若い子が「すごいかわいい、みたいな〜」という話し方、していますよね?
その「みたいな」がまさに今回の「like」です。
かなりフランクな雰囲気の話し方になりますので、お仕事中は使ってしまわないようご注意を。
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このカップルは悲しいくらいにすれ違っていますね。
別れてよかったと思います。

別れてしまって、かつての恋人が「自分の知らない誰か」になっていってしまう。切ないですね。

「秒速5センチメートル」が流行った時に、「女は恋は上書き保存、男は別フォルダ保存」という話で盛り上がったのですが、友人らそれぞれのエピソードを言い合って、確かになあとしみじみ納得した思い出があります。
今は「自分の知らない誰か」にもうなってしまっているのは頭では分かるんだけど、どうしても昔の好きだった頃の彼女を忘れられないものですよね。分かるなあ。

でも一方で、恋人と別れて大泣きして大変だった女友達がいたのですが、新しく恋人ができるとケロっとして
「It was really tough for me then, but now I realized that he was not the only one. He became just one of them.」
「当時はすごく辛かったんだけど、彼はオンリーワンの存在じゃなかったって分かったわ。ただの有象無象の中の1人になったの」と言っていたのには、なんというか驚かされました。

個人差はあるでしょうが、男と女でやはり決定的に違うところはあると思う今日この頃です。
タグ:失恋
posted by よーがく at 21:39 | Comment(0) | Gotye | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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